院長挨拶

　　　　東京都世田谷区深沢生まれ。

　　　　世田谷区立東深沢小学校・東深沢中学校、都立目黒高校を経て

昭和59年　島根医科大学（現・島根大学医学部）卒業

　　　　　 日本大学板橋病院麻酔科

　　　　　 国立西埼玉中央病院麻酔科　医長

社会福祉法人 根室隣保院付属病院内科

               札幌ライラック病院　内科・整形外科

平成10年　米国コロンビア大学プレスビテリアン病院留学（志のある人間は皆海外留学を目指すとされた時代でした。ニュージャージー州フォートリーアンダーソンアベニューに住んで毎日ジョージワシントンブリッジを渡って通勤していました。日々着実に減っていく通帳の残高を気にしながら幼子２人を含めた家族で暮らす毎日でした。日本企業駐在員の御家族には現地でたくさん助けていただきました。そのかたがたが定年後に石神井をはじめとする練馬区で悠々と過ごされていることを知り驚きました。当時を知る元企業戦士の方々に多数来院していただき本当に感謝しております。いつでも”おい、来たぞ”と言って来てください。あの時におごっていただいたそのＤｒがわたくしです・・・・）

平成12年　東邦大学大橋病院第二麻酔科　　　　　　　　　　　
　　　　　 順天堂大学医学部附属順天堂医院麻酔科研究生

平成13年　第一生命保険　社医　　

   医師人生の転機となったのは、東日本大震災です。自分はどこから来て、どこへ行こうとしているのか。本当にやりたいことは何だったのか？それは出来ているのか？やらないで人生を終わって良いのか？まだ実現できる時間は残されているのだろうか？それは自分の向き不向きと合っているのか？悩んだ挙句、さんざん遠回りして歩いて来た人生を見直すことにしました。わたしは口先だけで適当に患者さんをあしらうような医者（今では考えられませんが、当時はときどきおられたのです。子供の頃に何度も目撃しました。）になりたくなかったのです。医師としての実力・能力・技術力を磨くことに専念しました。その目的に合う究極の診療科を麻酔科ととらえて選択しました。目の前のリアルな急変状態の患者を守るための総合的な能力がないと手術中の患者さんは死んでしまうからです。麻酔科の指導医も取得しました。もう十分だなと思っていると、医局で政変があったり、移籍した大学病院での麻酔科医の地位が他科より低いことに悲観し、麻酔科医を諦めました。そんなこんなにしていると親の病気や介護が舞い込んできました。生きて生活するためだけに医者をしていました。ふと気が付くとあまりに、もう少しで戻れない程の遠回りをしていることに気がつきました。自分が実力を付けてその後にしたかったことは何だったのか？泥沼でもがくことだったのか？気づくきっかけを与えてくれたのは子供達でした。こうして、長い回り道をした挙句に、やっと泥沼から戻ってくることが出来ました。

平成25年　医療法人社団明笙会たけうち内科（杉並区成田東・中野区野方・・・院長）　　　

平成26年　医療法人社団順洋会武蔵野総合クリニック練馬・清瀬（練馬院は院長代理）　　

日本内科学会

日本アレルギー学会

日本肺癌学会

日本緩和医療学会

日本消化器内視鏡学会