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元麻酔科医の誇り

麻酔科出身者が総合内科に向いている理由

常々思っていたことです。現在は総合診療・総合内科医として仕事していますが、本当に麻酔科出身で良かったと思うことを毎日多数経験します。かつて日本麻酔学会麻酔指導医でした。医者になりたての大事なときに麻酔科医でトレーニングを受けて良かったと思うことを列挙してみます。

1.患者さんの全身の状態を把握することに長けています。これは医者として当然と思っていましたが、臨床の医者として仕事をしてみると、そうでもないらしいということに改めて気がつかされます。医学部を卒業して何科に進むかというタイミングで、この事実に憧れて麻酔科を志望する医学生はたくさんいますが、実際に指導医まで続けられる医師はほとんどいません。なぜか?それは日本の麻酔科医の置かれている労働環境にあります。ほとんどは手術麻酔を担当するのですが、自分で手術時間をはしょることができません。外科系医師の手術が終わるまで付き合わなくてはならないので、マンパワーの少ない病院で仕事をすると、ほとんど24時間労働になります。急患が飛び込めば担当せざるを得ません。そのうち朝になり、また朝9時から予定手術が始まります。毎日この繰り返しです。通常は3年もすると皆いなくなります。人手不足になりますから更に辛くなります。覚えておられる方もいると思いますが、待遇に耐えられず集団で一斉辞職となり手術室の業務が停止する例が過去に相次ぎ起きました。救急病院でこれが起きれば大変なことになります。何度もこのような事例が発生したため国立病院や地域の基幹病院等では待遇が改善されて麻酔科医が安心して仕事が出来るようになりました。しかし中小の病院では経営上の問題があり、いまだに待遇改善は進んでいません。潤沢に麻酔科医が在籍していて手術室に複数の麻酔科医がいる病院は多くありませんが、麻酔を担当するのはひとつの手術で麻酔科医は基本はひとりです。最近は先進的で労働時間をしっかりと病院長に訴えることの出来る麻酔科医長が増えたため長時間の手術は途中で麻酔科医が交代しながら働くことが出来るようになってきたようですが、基本はひとりで手術状況や患者さんの全身の状態、すなわち呼吸や循環系、代謝状態まで把握し、手術中の患者さんのからだを守り切るという高度な仕事をしています。だから、私は呼吸器内科の医者じゃないからとか、循環器科の医者じゃないから、あるいは糖尿病の医者じゃないから、なんて言い訳は通じないのです。その場その場、瞬間瞬間で事態の変化に対応する能力が求められます。勉強していないと生きていけません。手術中の患者さんを失ってしまうからです。麻酔科医として仕事をしている時に常に感じていたのは、戦闘機乗りの感覚です。常に自分が操縦桿を握っているような気がしました。外科医が必死の手術を目の前で繰り広げているところで、患者さんのからだが耐えられるように様々な対処を麻酔科医がしていく訳ですが、この息詰まるようなシーンを乗り切るためにどんどん対応していく様子を振り返ると飛行機乗りのようだったと表現している訳なのですが、診療科の枠組みなどにこだわらずに患者さんを守ることが出来たというかつての知識と経験が現在のわたしを支えています。ひとこと余計な話をすると、逆に患者さんが外来でいまだに診療科の枠組みにこだわっている様子を見ると、不思議な気がします。多分それは各科専門医と総合内科医の違いを御理解されていないからだと思います。これについては別の箇所でお話ししたいと思います。

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