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以前は成人病と呼ばれ、成人になるとなる病気という印象のあった病気ですが、現在は生活習慣によって起こるものであると考えられ、決して歳を取ると必ずなる病気ではないことがわかっています。そして、これらの病気はいずれも症状も特にないうちに動脈硬化を来たし、脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気の発症につながることから、国を挙げて予防に取り組んでいる病気群です。
生活習慣病として最も身近な存在が高血圧症です。職場や地域の健康診断で指摘されて、何か嫌な思いをした人も多いのではないでしょうか?特にこれといった症状がある訳でないのに、なぜあのような指摘や指導を受けるのでしょうか?それが嫌で、健康診断を受けない人が何人もおられました。
その理由は、高血圧症は、長年の間に全身の動脈の動脈硬化症を起こしてきて、脳卒中や心筋梗塞と言った重大な病気を引き起こすからです。それを予防しないといけないからです。
特に20台から30台の若い人に多いのが、食事療法や運動療法から進んで、高血圧の程度がひどくなると、どうしても内服療法をしなくてはならないことに抵抗される方です。薬を飲みだしたら一生飲み続けなくてはならないそうだから、出来るだけ飲まないでおく。だからどうしても飲まなくてはならないほど高くなったら飲みますと宣言される方が多いのですが、それでは降圧治療を開始するまでに動脈硬化が進んでしまっている。
内服治療の開始には潮時というものがあります。いつまでもしなやかな血管を保つために、薬による降圧治療を勧められたら、もともと症状がないのが普通なので、症状がないうちに治療を開始しましょう。
大事なことは、薬の内服効果を自分自身で実感しながら内服治療を続けることです。血圧手帳をお渡ししますので、それを自分で記録しながら、実感しながら続けていきましょう。もちろん、ある程度の勉強も必要です。自分の健康を守るためですから、自宅で測定できるように自動血圧計を購入するくらいの投資も必要になります。重大な病気になりたくない場合は、これも致し方ないと御考えください。健康維持の第一歩です。
どんな時に血圧が上がり、どんな時に正常なのか、血圧手帳のグラフや数値を見ながら書き込んでいくと、いろいろな事が見えてきます。そして自分で、どうすればいいかがわかってきます。そうすれば、もうしめたものです。転勤や転居したりすることがあって、場合によってはかかりつけ医を変えなくてはならないことが起きても、医療側に振り回されずに、あなたは自分で自分の健康管理を続けることが出来るのです。
健康診断で指摘され、病院を受診するように指導され、最もお困りで来院されるのが、脂質異常症です。以前は高脂血症と呼んでいました。
多くの生活習慣病の中でも、自覚症状がなく、治療の意義を最も感じ難いもののひとつだと思います。
で、自分が治療の主体になるべきだと私は再三申し上げて来ました。では、どうするかというと脂質異常症の場合は、超音波検査です。コレステロールによる動脈硬化が進んでいないかを頚動脈エコー検査で定期的に調べておくのです。
頚動脈エコー検査で高度な狭窄が見つかって、手術を行い、半身麻痺の危機から脱したひとが多数おられます。予約で受け付けておりますので、どうぞ定期的に申し込んでください。
糖尿病は放置しておくと大きな病気に発展していくことは意外に皆さん御存知です。ただ、自分がそのような病気になっていて継続的に内服治療を続けなくてはならないと自覚するのは、かなり難しいようです。
治療を妨げるさまざまな問題について、ともに話しあっていきましょう。是非、御来院ください。
当院は75gOGTT(75gブドウ糖負荷試験)を行っています。健康診断で糖尿病の境界型と言われ続けて、白黒付けたいとお考えの方は、この糖負荷試験ではっきりさせましょう。食事療法と運動療法をこのまま続けるのが良いのか、糖尿病治療を始めるほうが良いのか、あなたの生活パターンと取り巻く環境を総合的に判断し、どうするべきか決着を付けましょう。薬物治療を開始することになったとして、主人公はあなたです。30年後のあなたの健康を決めるのはあなたです。データを明らかにしたうえで、お考えを尊重したいと思います。
なお、当院にはHbA1cをその場で測定する迅速測定装置(日本光電製)を装備していますので、その場で10分ほどお待ちいただければ受診日時点でのHbA1cの値をお持ち帰りいただくことが出来ます。採血に来て、その日は結果がわからず結果を聞くためだけに再度来院しなくてはならないなんて事はありません。
上の図は、75gOGTTによる糖尿病の診断の図です。
※空腹時血糖値100~109mg/dLは正常域ではありますが、糖尿病になったり、すでに食後血糖値が高くなっている可能性がありますので、ブドウ糖負荷試験を行うことが勧められます。
日本糖尿病学会編:「糖尿病治療ガイド2012-2013」p.22より一部改変
上図および説明文の出典元はhttp://www.astellas.com/jp/health/healthcare/diabetes/basicinformation01.html
生活習慣に端を発する疾患は多数あります。
例えば、痛風であるとか。血中CRPや白血球の値をその場で測定することの出来る迅速測定装置(日本光電製)を当院では装備しておりますので、発作時の確認をすることが出来ます。
一緒に話し合って、治療の必要性についてお話ししていきましょう。
当院の超音波検査について
当院の禁煙治療について説明しております。
当院の睡眠時無呼吸症候群治療について説明しております。
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富士街道沿い 石神井庁舎と石神井警察署の間にあります。
★当院には駐車場がありません。近隣にコインパーキングが複数ございますので、そちらを御利用ください。
★カモシタJSビルの向かいで理髪店こだま(ヘアカットサロンコダマ)のとなりです。ウェルシア薬局練馬石神井公園店となりです。数台ならウェルシア薬局練馬石神井公園店のコインパーキング駐車可です。
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